
Eichi Tano
これからの幸せの手がかり
「えらべる やめられる」
建築家 / コーヒーショップMIA MIA・カルチュラルキオスクI AM共同代表
アリソン理恵
建築家。1982年宮崎県出身。東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。オーストラリア、日本の設計事務所勤務を経て、2015年に一級建築士事務所teco開設、共同主宰(〜2019)。 20年より豊島区東長崎にて一級建築士事務所ara、コーヒーショップ MIA MIA、カルチュラル・キオスクI AMを営み、誰でもプロジェクトを起こしやすい環境となる日常風景を提案している。また生活者の視点から、町を自分たちの場所として整え繕う「町の営繕」を実践中。16年「第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」審査員特別表彰、24年「これからの建築士賞」など。
Q&A
「あいだ」に宿る ウェルビーイング“We-Being” を叶えるためのキーワード
人の状態には揺らぎがあり、それは常に変化しています。だからこそ、人とつながることが幸せなときと、そうでないときがあると思うんです。一人でいてもいいし、誰かと話してもいい。関わり始めてもいいし、途中でやめてもいい。空間をつくるとき、その時々の自分に合う関わり方を選択できる、場や仕組みを設計しています。
それを実感したエピソードは?
事務所の前に、本を自由に持ち込んだり、持ち帰ったりできるブックポストを設置しています。そこで気づいたのは、ただ「関わってもいい」状態をつくっておくだけで、小さなケアの行き来が生まれること。お願いしたわけではないのに、数人の方が、自主的にポストを手入れしてくれるのです。 幸せな関係とは、強くつながることだけではありません。関われる余地があり、その関わり方を自ら選べるところにこそ生まれると思います。









